古和秀水

こわしゅうど

住所 石川県鳳至郡門前町字鬼屋地内
連絡先 門前町観光経済課tel0768-42-1111
交通 のと鉄道穴水駅より車で30分

国道249号線を富来町から輪島方面へ向かうと、曹洞宗の大本山・総持寺があります。案内板に従って山道を4kmほど登ると、頂上付近に整備された公園があり、その一画に霊水があります。

日本の名水百選の一つであるこの霊水は、古く総持寺の開祖螢山禅師が、竜神から寄進を受けたと伝えられる。


古和秀水の名前の由来は、「鬼屋に住む弥一の父が不思議なことに毎晩酔って帰ってくる。弥一は真相を確かめようと父の後をつけたところ、畑仕事が終わった父は、近くの湧水をうまそうに飲みはじめた。するとすぐに上機嫌になり酒に酔ったようになった。
父が立ち去ってから弥一も飲んでみたが普通の冷水だった。」ということで「親は酒々、子は清水(しゅうど)」が語り継がれ、後に古和秀水と漢字で書くようになった。


木の葉やホコリの進入を防ぐために水槽にガラスの蓋が設置されています。
写真のように豊富で冷たい水が涌き出ていました。この水は、総持寺の霊水として「長寿延命」とも伝えられている。


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