曽々木の宮水

そそぎのみやみず

住所 石川県輪島市町野町曽々木
連絡先 輪島市商工観光課0768-22-2211
交通 曽々木口バス停より徒歩10分

輪島から珠洲方面へ車で20km、国道249号線を進みます。右折すると能都町、柳田村へ向かう県道の交差点を更に直進すると曽々木の集落が見えます。山が海に迫った海岸沿いに長く伸びたようになっています。手前には写真左の窓岩、集落を過ぎてトンネルを抜けると珠洲市になり、写真右の真浦海岸です。
名水は写真中央の集落の中程に案内板が有りますので、窓岩の駐車場に車を止めると歩いて1分程です。

案内板から山手へ民家の間の狭い道を15m程進むとそこに水が有りました。
春日神社の横手になります。
裏山の岩倉山に降った雨がしみ込み地下水となり年月を経て湧き出したものです。


古くから飲料水としてこの地区で飲用されていましたが、昭和20年頃、金沢大学初代学長が「世界の三指に入る水であり、日本一うまい水」と絶賛したことから有名になり、今でも汲みに来る人は多い。
写真をクリックすると大きくなります。


小屋の奥から多くの水が流れ出していました。
その一部がパイプからも流れ出していて、汲みやすくなっています。
手前にはお地蔵様もあります。
今でもこの水を使って町野町の豆腐屋が豆腐を作っているようです。近所の人たちが野菜を洗うのにも使われています。
夏の日照りにも枯れたことがなく水量は豊富で冷たくおいしい水が湧き出していました。

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